新築の屋根材はどうする?種類別にメリット・デメリットを解説

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2021/07/30

新築の屋根材はどうする?種類別にメリット・デメリットを解説

新築の屋根材はどうする?種類別にメリット・デメリットを解説

外壁や外構とともに家のイメージを決める屋根。どんなものが自分の家に合っているのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。

初期費用やデザイン、メンテナンスなど屋根材を選ぶポイントはさまざまです。

今回は、たくさんある屋根材の種類別にメリット、デメリットをお伝えしていきます。

人気の屋根材は?

日本における屋根材のシェアは以下のようになっています。

・金属屋根:約64%

・粘土瓦:約14%

・セメント系瓦:約14%

・シングル系瓦:約3%

参考/2019年度国内屋根材市場における素材別シェア(株式会社矢野経済研究所)

これは新築住宅だけでなくリフォームや公共施設、店舗などもすべて含めたデータで、金属屋根が半分以上を占めていることが分かります。一般住宅ではセメント系のスレート屋根や、金属屋根の一種であるガルバリウム鋼板などが人気です。

新築一戸建ての屋根材選びのポイント

さまざまな屋根材から自分の家に合った屋根材を選ぶのは大変ですよね。ここからは、一戸建ての屋根材選びのポイントについてお伝えしていきたいと思います。

ポイント①デザイン

屋根のデザインによって、家の印象は大きく変わります。例えば昔からよく使われている粘土瓦なら、重厚感あるデザインに。北米生まれのアスファルトシングル屋根は、形や色などバリエーションが豊富で、色んなデザインに合わせられます。

ポイント②初期費用

屋根材の種類によって、初期費用も大きく変わってきます。なんと2倍以上の値段の差がでてくることも・・・。初期費用を抑えたい方には、ガルバリウム鋼板やスレート屋根がおすすめです。

ポイント③メンテナンス

メンテナンスの頻度を下げたい方は、屋根材を選ぶ際に「耐用年数」を確認するようにしましょう。耐用年数が長いほど交換の回数が減り、メンテナンスの費用などの負担も少なくて済みます。粘土瓦は初期費用こそ高いですが、耐用年数が50年以上あるため、メンテナンス頻度を下げたい方にはうってつけの屋根材です。

屋根材の種類➀金属屋根

昔は金属屋根というとトタンが中心だったので、割安で耐用年数が短すぎるというイメージがありました。しかし最近はガルバリウム鋼板の人気が高まったことによりシェアを伸ばしています。今回は金属屋根のなかでもガルバリウム鋼板に絞って、メリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

ガルバリウム鋼板は、スタイリッシュでモダンな屋根材。粘土瓦の10分の1程度と非常に軽量なのが魅力の一つです。屋根が重いと家屋への負担が大きいのですが、ガルバリウムのような軽量な屋根だと耐震性が高くなります。

ガルバリウム鋼板加工がしやすいので、どんな形の屋根にも合わせられます。継ぎ目や隙間が少ないため、雨水が入りにくく防水性も高め。金属といえば錆びが気になるところですが、ガルバリウムは錆びにくく経年劣化も起こりにくいです。

デメリット

ガルバリウム鋼板の屋根は薄く、雨音などが伝わりやすいのがデメリット。また経年劣化は起こりにくいですが、錆びや傷がつくと一気に広がってしまいます。定期的な塗装などのメンテナンスは欠かせません。

屋根材の種類②粘土瓦

粘土を高温で焼いて作った瓦は、重厚感のあるデザインが魅力。日本家屋によく使われる「和瓦」は、どっしりとした格式高い住まいに。洋風住宅によく合う「洋瓦」はオレンジ系の色味が多く、かわいらい南欧風の住まいをつくることができます。

メリット

瓦は耐用年数が50年以上と長いのが魅力。再塗装の必要がなく、ずれた瓦を修正したり、割れた瓦を新しく差し替えたりしながら、長く使うことができます。断熱性や防音性が高いのもメリットです。

デメリット

瓦はほかの屋根材に比べ初期費用が高め。重みがあり屋根に負担が大きいため、耐震性に乏しいのがデメリットです。

屋根材の種類③セメント系瓦

粘土瓦に比べて価格の安いセメント製の瓦は、1980~90年代頃に大流行しましたが、現在はほとんど見ることがありません。その代わりにセメントを薄い板状に加工した「スレート屋根(コロニアル屋根)」が、新築においてかなり高い人気をほこっています。今回はスレート屋根のメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

スレートはセメントに繊維を混ぜて強度を高めた、薄い板状の屋根材です。形を加工しやすいため、和風や洋風などどんな家のイメージにも合わせられます。昔はアスベストを使用したものが主流でしたが、現在はノンアスベストになっています。

スレート屋根は価格が安く、施工できる業者も多いです。瓦に比べると軽量で、金属屋根に比べると防音性も高くなっています。

デメリット

スレート自体に防水性はないため、定期的な塗装が必要です。塗装がはげて雨水が染み込むと、ひび割れや雨漏りにつながります。

屋根材の種類④シングル材

デザイン性のある屋根にしたい方におすすめなシングル材(アスファルトシングル材)。ガラス繊維にアスファルトをしみこませ、表面に石を吹き付けたシート状の屋根材です。日本でのシェアは低いですが、北米ではよく使われています。

メリット

アスファルトシングルはシート状の屋根材なので軽く、建物への負担が少ないため、耐震性が高いのが魅力です。柔らかいシート状なので加工がしやすく、急斜面から緩勾配、曲面まで、さまざまな形状の屋根を実現可能。表面に吹き付ける石粒の色のバリエーションが多いので、洋風から和風までさまざまなデザインに合わせられます。

デメリット

アスファルトシングルは日本でのニーズが少ないため、スレートや金属屋根に比べると施工業者が少ないです。またとても軽量なので、台風などの強い風でパタパタとあおられたり、飛んでいったりする恐れがあります。

まとめ

デザインや初期費用、メンテナンスなど屋根材を選ぶポイントはさまざまです。

色なども含め、悩む部分は多いと思います。自分が優先させたい条件をあらかじめリストアップし打ち合わせに臨みましょう。お悩みの際は、お気軽にご相談ください。

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