造作洗面台はボウル選びも大切!素材・設置スタイルなどを解説

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2024/07/26

造作洗面台はボウル選びも大切!素材・設置スタイルなどを解説

造作洗面台はボウル選びも大切!素材・設置スタイルなどを解説

注文住宅では、ボウルや鏡、キャビネット、収納などのデザインを自分好みに選んでつくる造作洗面台が人気です。既製品だと個性を出すことは難しいですが、造作洗面台ならそれが実現します。おしゃれで快適な造作洗面台をつくりあげるには、ボウル選びも欠かせない要素のひとつ。今回は、造作洗面台のボウル選び方に着目していきます。

造作洗面台のボウルはどんな素材を選ぶ?

洗面台に使われるボウルの素材には「陶器」「ホーロー」「人工大理石」の3種類があります。それぞれの特徴と使用するうえでの注意点をお伝えするので見てみましょう。

陶器

洗面ボウルのなかでもっともリーズナブルな陶器。安さが魅力の素材ではありますが、傷に強く変色しにくいメリットがあります。陶器の光沢はこまめにお手入れをすることで持続可能。

しかし陶器は焼き物なので、モノを落とした衝撃で割れやヒビが入ることもあります。陶器製のボウルの上では重たいモノの使用を控えると破損するリスクを避けられるでしょう。

ホーロー

ホーローとは、金属製の表面にガラス質を焼き付けた素材のこと。匂いや汚れがつきにくく、水や湿気に強いことから、主に水回り設備に使われています。金属製のボウルになるので、モノを落としても割れにくいのが利点です。

ベースは金属になるため、破損すれば隙間から水が浸入して土台が腐食する可能性もあります。小さくても破損箇所を見つけたら施工会社に問い合わせて対応してもらいましょう。

人工大理石

アクリル樹脂やポリ樹脂で構成された大理石風を楽しめる素材。機能性が優れており、衝撃で凹むことはあっても割れる心配はありません。亀裂や破片がでないのは、小さな子どもがいるご家庭にとって安心できるでしょう。

美しい表面にはコーティングがされていますが、拭き掃除をすることで保護は少しずつ薄れてしまいます。保護が薄れると小さな傷やシミなどがつきやすくなるので注意が必要です。

造作洗面台ボウルの設置スタイル 

ボウルの設置スタイルだけでも印象が変わる造作洗面台。注文住宅で取り入れられているおしゃれで実用的なスタイルを4つ紹介しますね。

ベッセルタイプ(置き型)

ベッセルタイプは、カウンターの上にボウルをそのまま置くスタイルのこと。ボウルの存在感が強まるため、個性を出したい方におすすめです。ボウル自体の形状は丸や四角などさまざま。カウンター下の収納スペースが十分に確保できるのも大きなメリットです。

ボウルとカウンターが接する部分に隙間がでやすいデザインでもあるため、こまめにお掃除をしたり隙間テープを活用したりして清潔感を保ちましょう。またカウンターよりボウルのほうが高い位置になるので、使いやすい高さを見出してプランをするのがポイントです。

半埋め込みタイプ

半埋め込みタイプは、ボウルの半分ほどがカウンターに埋め込まれているスタイルのこと。ホテルやショッピングモールで見かけたことがある方もいるでしょう。

ボウルの存在感を抑えることで上品な演出になります。比較的大きいサイズが展開されているので、手洗いうがいはもちろん洗濯物の浸け置きもしやすいです。

カウンター一体型

カウンター一体型は、ボウルとカウンターに継ぎ目のないデザインのこと。継ぎ目がないおかげで、お手入れがしやすくなっています。フラットなカウンター面はすっきりとしたスタイリッシュな演出に効果的。

これまで紹介してきたボウルは、カウンターよりも少し高くなってしまうので高さ設定に配慮する必要がありましたが、一体型であれば高さも決めやすいでしょう。

埋め込みタイプ(アンダーカウンター型)

埋め込みタイプは、ボウルがカウンターにほとんど埋め込まれているスタイルのこと。見た目がすっきりするのが魅力で、クールでスタイリッシュな演出ができます。ベッセルタイプよりも凸凹が少ないのでお手入れがラクなのも嬉しいポイント。

ボウル周りに置くハンドソープやコップなどが見えやすくなるので、帰宅後の手洗いや朝の身支度がスムーズに行えます。埋め込みタイプは実用性を重視したい方におすすめです。

造作洗面台のボウル選びのポイント 

洗面台は毎日使う場所だからこそ、ストレスフリーで使いたいもの。以下のポイントを押さえてボウル選びをすると、快適性がアップしますよ。

・用途を明確にする

・お手入れのしやすさ

洗面台のボウルでは手を洗ったり歯を磨いたりするのが一般的ですよね。ほかにも使い道があって、ペットのお風呂や赤ちゃんの沐浴、洗髪などがあるのです。それぞれに適したボウルの大きさや形状を選ぶ必要があるので、用途を明確にしておくのが賢いやり方。

見た目重視も大切なことですが、お手入れがしやすいデザインを選べばメンテナンスの手間や費用が抑えられます。造作洗面台をつくる場合は、用途やお手入れ頻度を考慮して選ぶようにしましょう。

まとめ

造作洗面台を構成するボウルの選び方について解説しました。HAUS365は、建築家と一緒になって家づくりをする工務店です。造作洗面台を得意としておりますので、お客様の「好き」や「憧れ」を取り入れた洗面台づくりをご提案します。洗面台ではどのように過ごしたいのか、好きなテイストは何かなどお気軽にお聞かせください。

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