【よくある質問】プレハブ工法って何ですか？

2022/09/30

新築のなかには、プレハブ工法を用いた住宅が数多く存在します。家づくりを検討するなら、どんな工法で建てられるのか把握しておくことも大切です。今回は、プレハブ工法の基礎知識をご紹介します。

プレハブ工法とは

プレハブ工法とは、工場でつくられた部材を現場で組み立てるスタイルのこと。災害時の仮設住宅のようなものをイメージするとわかりやすいでしょう。プレハブ工法を用いた建築であれば現場で組み立てるだけなので、専門的な知識や技術をあまり必要ないのが特徴です。

【メリット】

新築住宅を建てるとなれば、多額の費用と長期間の工事が必要になりますよね。プレハブ工法を採用すると、コストダウンや工期短縮に大きくつながります。

柱や梁などの構成は主に工場でつくられるので、現場では簡単な組み立てのみ。専門的な技術や知識を必要とせず、誰が組み立てても品質を保てるのがメリットです。

【デメリット】

プレハブ工法は、一定の寸法で資材を規格化、大量生産しているため、すべての土地に採用できるわけではありません。ある程度の敷地に余裕がなければ、規格サイズで家を建てるのは難しいのです。

また、設計の自由度が下がるのもプレハブ工法のデメリット。将来、間取り変更を行う可能性がある場合は、別の工法で家を建てるといいでしょう。

プレハブ工法といっても、大きく4つの種類に分かれます。

・鉄鋼系プレハブ住宅

鉄骨を主要構造部材として柱や梁などを構成。壁・床パネルを張り付ける軸組方式と、パネルに構造耐力を仕込むパネル方式を用いて家を建てます。

・木質系プレハブ住宅

木製の枠組みを使用した工法。パネルの内側には石膏ボードを使うことが多く、断熱性や気密性に優れているのが利点です。

・コンクリート系プレハブ住宅

幅900mmほどの中型コンクリートやそれ以上の大きさの壁板を用いるパネル工法。日本ではあまり用いられていません。

・ユニット系プレハブ住宅

一部屋丸ごとを工場で組み上げてから現場に設置するスタイル。プレハブ工法のなかでもっとも工期が短く、増設もしやすいです。

HAUS365では、地震や台風などから大切な家を守るため、水平方向に対する力に強いオリジナル剛床工法を用いています。天然ヒノキの土台に頑丈な合板、柱、梁などで構成し、床下に空間を確保。抜群の通気性を発揮しますよ。

また、準不燃材料の耐震パネルも使用しているため、万が一、火事が起きても避難できる時間を確保します。どんな工法で家を建てればいいのかわからない場合は、お気軽にご相談ください。

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