造作洗面台は鏡選びで印象が変わる！種類・大きさなどを解説
注文住宅では、メーカー既製品ではなく、洗面ボウルや蛇口、ミラー、収納などを自由に選んでつくる「造作洗面台」がつくられることも多いです。
いわゆる「既製品っぽさ」がなく、おしゃれな洗面をつくれるのが魅力。
洗面ボウルや蛇口選びも迷うところではありますが、意外とデザイン的に大切なのが「鏡選び」ではないでしょうか。
今回はおしゃれな造作洗面台をつくるための鏡選びについて考えてみたいと思います。
造作洗面台の鏡はどんな種類がある？
まずは、どのような鏡の種類があるか、知るところからはじめてみましょう。
・一面鏡
ギャラリー／好きを詰め込んだ家
造作洗面台では一番よく使われている、真ん中に1枚だけミラーがあるタイプ。シンプルな形なので、すっきりとした印象になります。
もちろん一口に一面鏡といっても、四角形や円形、横に長いタイプなど、形はさまざま。大きさや枠のデザインによっても印象が変わります。
商品によっては扉がついていて、中に物が収納できるタイプも。歯ブラシや洗顔料など、細かいものをすっきりと使いやすく収納したい方におすすめです。
・二面鏡
参考／TOTO
2枚の鏡が並んでいるタイプ。少し広めの既製洗面台でよく見られます。
鏡裏が全面収納になっている商品もあれば、片側だけ収納のタイプもあります。
・三面鏡
ギャラリー／吹き抜けの家
3枚の鏡が並んでいるタイプは、鏡裏が全面収納になっている商品が多いです。
両側の鏡が前にスライドできるタイプなら、横顔を見ながらメイクができるのが嬉しいところ。意外と人から見られる顔は、正面よりも横顔が多いそうですよ。
造作洗面台に適した鏡の大きさ・デザインは？
造作洗面台で選ばれることが多いのは、シンプルな一枚鏡。見た目がおしゃれで、ホテルのような素敵な空間になります。選ぶ商品によっては、費用も削減できるのも嬉しいですね。
一面鏡のなかでも、さまざまな大きさや形があり、洗面所のイメージをがらっと変えることができます。
・鏡の大きさ
ギャラリー／木のぬくもりを感じる空間
このように大きめの鏡なら、お化粧や身支度にも便利。大きさによっては、2人並んで使うこともできます。
ギャラリー／家族全員の夢が叶った素敵なマイホーム
手洗いや1人での身支度がメインなら、小さめの鏡でも。こちらの写真のように、左右に棚をつけることもできます。シンプルな四角い形やかわいい丸形など、デザインで遊ぶのも楽しいですよ。
・枠ありのデザイン
ギャラリー／デザイン性+機能性=∞
このように枠のついた鏡も人気です。カウンターから鏡までに間がある場合、このように枠がついているとバランスがとりやすいですね。
また、こちらは洗面カウンターの色味と、鏡の木枠の色味が合わせられています。空間をまとめるには、素材や色のトーンにもこだわりましょう。
造作洗面台に鏡を取り付ける高さは？
一般的に、ミラーの一番上が180cm前後あれば、頭までしっかり写すことができます。
下端はカウンター上いっぱいいっぱいにつける方法と、10～20cmの間をあけてつける方法とがあります。
鏡の下端の高さを決めるには、「水の飛び散り」について考えなければなりません。
カウンター上ギリギリに鏡をつければ、水が鏡に飛び散ることに。間をあければ、水は壁に飛び散ることになります。
こまめに鏡を拭くほうが楽だという方もいれば、壁に飛んだ方がいいと判断される方もいるでしょう。
ギャラリー／安らぎが生まれる素敵な空間
こちらの写真てわは、カウンターから数十センチ離した位置に鏡を設置しています。
蛇口の前がクロスだと、水が飛び散ってクロスが黒ずむ恐れがありますが、このお宅ではカウンターと鏡の間を、水に強いタイルにしています。
これで鏡が汚れにくく、なおかつ壁への水の飛び散りも気になりません。
鏡の上下にタイルを取り入れることで、デザイン的にも良いアクセントにもなっていますね。
洗面所の鏡は『防湿ミラー』を選ぼう
鏡というのは、ガラスに銀を塗ってつくられています。そのためお風呂や洗面所など、水がかかったり湿気が多かったりすると、縁の部分から腐食して黒ずんできます。
洗面所の鏡を選ぶときには、腐食しないようにコーティングされた「防湿ミラー」のなかから選ぶことが大切。
安価なものならフチだけコーティングしてあり、グレードが上がると裏面までコーティング、さらにハイグレードなものは表面に曇り止めやウロコ止めなどが施されています。
洗面所ならフチだけコーティングしてあれば問題ありませんが、曇るのが嫌だという方は、ハイグレードのものを選ばれると良いでしょう。
まとめ
今回はたくさんの造作洗面台の事例写真も載せましたが、鏡のデザインや大きさでがらっと印象が変わっていましたね。
徳島のHAUS365では、建築家といっしょにつくるデザイン住宅を提供しています。造作洗面台を含め、家じゅうにこだわりをつめこんで、満足度の高い家づくりをしていきましょう。
コスト削減にも力を入れているので、素敵なデザイン住宅が手の届きやすい価格から叶いますよ。
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