使いやすくおしゃれに!注文住宅でトイレを設計するポイント

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2021/08/25

使いやすくおしゃれに!注文住宅でトイレを設計するポイント

使いやすくおしゃれに!注文住宅でトイレを設計するポイント

家族が毎日必ず使用するトイレ。快適で使いやすいトイレにするには、トイレの種類や広さなどが重要です。今回は、注文住宅でトイレを設計する4つのポイントをお伝えします。

【ポイント1】トイレの広さ

一般的な戸建住宅のトイレの広さは「0.4坪・0.6坪・0.75坪」の3種類。広すぎると他の居住スペースが狭くなり、逆に狭すぎるとトイレが使いづらくなってしまいます。トイレの場所や家族構成に合わせて、適切な広さのトイレをつくりましょう。

0.4坪

0.4坪=幅80cm×奥行き120cmほどの広さです。賃貸住宅や極小住宅でもよく採用されます。注文住宅も2階のサブトイレや、必要最低限のトイレ面積に抑えて居室の広さを確保したいなどの理由で、0.4坪前後の広さにされる方はいらっしゃいます。

0.4坪あれば、一般的な寸法の便器であれば問題なく使える広さです。タンクレストイレなどコンパクトなタイプの便器なら、さらにゆったりと使えるでしょう。

0.5坪

0.5坪=幅80cm×奥行き160cmほどの広さです。戸建住宅のトイレではスタンダードなサイズ感です。幅は0.4坪タイプと同じくらいですが、奥行きにゆとりがあります。

一般的な便器のほか、奥にキャビネットがついた便器なども選択肢に入ってくるでしょう。手洗いの設置や収納の設置もしやすく、より使いやすいトイレを目指せます。

0.75坪

0.75坪=幅120cm×奥行き170cmほどの広さです。車椅子を使うご家族がいらっしゃる場合や、将来を見据えてバリアフリーにしておきたい方、大き目の収納キャビネットや手洗いを設置したい方などにおすすめです。

しっかり広さがあるのですが、介助スペースとしては手狭。介助の必要なご家族がいらっしゃる場合は、さらにトイレの広さを確保するとよいでしょう。

【ポイント2】トイレの種類

トイレの種類は「組み合わせトイレ・タンク一体型トイレ・タンクレストイレ・システムトイレ」の4種類に大きく分けられます。各メーカーからさまざまなタイプが出ており、使い勝手やメンテナンスのしやすさなどが変わってきます。ご自身の希望に合わせて選びましょう。

【1】組み合わせトイレ

組み合わせトイレとは「タンク・便座・便器」を自由に組み合わせて作るトイレのこと。必要な機能をもったウォシュレットやタンクを自由に選べて、故障したときも部分的に取り替えられます。何も機能はいらないというシンプル派には、トイレの費用を安価にできるというのもメリットです。

【2】タンク一体型トイレ

タンク一体型トイレとは「水を溜めるタンク+便座+便器」が一体になったトイレのことです。コンパクトなデザインで、タンクと便器の継ぎ目が少ないのが特徴。掃除がしやすく、いつも清潔に保てます。手洗いボウルを広くとられているものが多いのも特徴です。

【3】タンクレストイレ

タンクレストイレとは、水を貯めておくタンクがないタイプのトイレのこと。見た目もスタイリッシュで、すっきりとしたおしゃれなトイレを作れます。トイレの中の空間を広々と使えるので、収納や手洗いスペースもしっかりとることが出来ます。

【4】システムトイレ

システムトイレとは、手洗いや収納なども自由に組み合わせられるトイレのこと。タンク部分を収納で隠すなど、トイレ空間にこだわりたいという方におすすめです。商品によっては広いスペースが必要だったり、故障時に丸ごと交換しなければならなかったりすることもあるのでよく確認しましょう。

【ポイント3】あると便利なトイレの機能

ポイント3つ目は「あると便利なトイレの機能」についてお伝えしていきます。毎日、使う場所だからこそ、便利で快適な空間にしていきましょう。

節水機能

実は1回流すだけでもかなりの水を使うトイレ。10年前のトイレは大洗浄1回に13リットルの水を使用していました。

しかし新しいモデルだと4.8リットルなど、1/3ほどに節水できる商品も。使う水の量を減らせる=エコ。なにより水道代の節約にもなります。

汚れやニオイを防ぐ機能

トイレ選びでは、汚れやニオイを防ぐ機能や、掃除のしやすさも重要ですよね。たとえばフチ裏のない便器なら、お掃除がうんと楽に。洗浄時にトルネード水流で便器全体を洗い流し、便器が汚れにくい機能を持ったトイレも出てきています。念入りに掃除をしなくても、ただ普通に使っているだけで汚れを防いでくれるのは嬉しいですよね。

オート機能

快適な機能の1つにオート機能があります。便器に近づくだけでふたが開閉したり、立ち上がると便器を自動洗浄できたりする機能です。自動の脱臭機能がついている商品なら、使用後は自動で強力脱臭に切り替わります。小さい子どもが1人でトイレに行っても、流し忘れたりすることがないので安心です。

【ポイント4】トイレの内装をおしゃれに

トイレをおしゃれに見せるには、内装も重要なポイントに。実際にどんな内装があるのかみていきましょう。

シンプルなトイレ

すっきりとした空間に、タンクレストイレがあるシンプルなスタイル。床とトイレットペーパーホルダーがブラックで空間をぐっと引き締めています。壁全体が白なので暗くなりすぎずおしゃれな空間に。

モダンなトイレ

アクセントウオールが目をひくモダンなデザインのトイレ。手洗いや収納に黒を使用することで柔らかい色合いの床と壁にぐっと締まりがでておしゃれな印象に。大きめの窓から光がしっかり入り、明るく使いやすいトイレです。

ナチュラルなトイレ

全体的に白を基調とし、カウンターに使用された木の色がアクセントとなりナチュラルな印象に。採光をしっかりとれる窓があることで、さらに明るく清潔感のある空間になっています。

まとめ

今回は、注文住宅でトイレを設計するポイントについてお伝えしました。毎日使う場所だからこそ、機能的で快適な空間にしたいですよね。

HAUS365では、おしゃれトイレを持つ家もたくさん施工しています。気になられる方はぜひご相談ください。

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