【よくある質問】無垢フローリングは反るって聞いたけど大丈夫?
木ならではの温もり感ややわらかさがあって、裸足で歩いても気持ちがいい無垢フローリング。憧れている方も多いですよね。
でも「無垢フローリングは反る」という話を聞いたことがありませんか?これについて不安に思われる方もいらっしゃいます。
結論からいうと、無垢フローリングは反ります。でも大丈夫です。そして、反りにくい無垢材というのもあります。詳しく解説していきますね。
なぜ無垢フローリングは反るの?
なぜ無垢材が反るかというと、空気中の湿気を吸ったり吐いたりするから。お部屋の湿度によって少しずつ収縮するので、乾燥や湿気の影響で反ってしまうことがあるんです。
無垢フローリングの反りを予防
無垢材が反らないようにするには、加工の段階で木材をよく乾燥させることが大切です。
無垢材が最も安定しやすい含水率まで十分に乾燥させると、湿気で動きにくくなります。
それでもまったく動かなくなるわけではないので、無垢材の動きを考えて施工をします。無垢フローリングの間にあえて小さな隙間をつくることで、無垢材が動いてしまってもトラブルが起きません。
そして無垢材の厚みも重要です。無垢材が厚いほど、反りにくくなるというのはイメージしやすいのではないでしょうか。
ただし厚いものを使うほど価格は高くなるので、コストとのバランスは見なければなりません。
反りにくい無垢材の種類
また無垢フローリングの樹種によっても、反りにくさは変わってきます。
木の種類は大きく「針葉樹」「広葉樹」の2種類に分けられます。
針葉樹はスギやヒノキ、パイン、タモなど。柔らかく肌触りもいいのですが、そのぶん反りやすい傾向にあります。
一方、どちらかというと反りにくいのは広葉樹のほう。よく耳にするのは、オークやウォルナット、チークなどの樹種ですね。表面に硬さがあって、傷もつきにくいです。
ただし針葉樹の柔らかさや水の影響を受けやすいのは、メンテナンスのしやすさにもつながっています。小さい傷や凹みがついたとき、水分を含ませて補修しやすいんです。
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