子供の集中力がアップする「スタディスペース」のつくりかた

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2019/09/01

子供の集中力がアップする「スタディスペース」のつくりかた

子供の集中力がアップする「スタディスペース」のつくりかた

最近、子供部屋や個室以外の場所に、子供が勉強する「スタディスペース」をつくるお宅が多くなっています。以前、「東大生の多くがリビング学習していた」と話題になったことから、リビングやダイニングなどで勉強させるスタイルが増えているそうです。

シーンと静かな個室ではなく、ある程度家族の気配や雑音のする場所で勉強することで、子供の集中力がアップ。勉強に取り掛かりやすいため学習習慣が身につきやすく、わからないことがあっても家族にすぐに聞けるというメリットもあるとのこと。

リビング学習のスタイルとしては、リビングの一角や吹き抜け周り、階段下にデスクを設けてスタディスペースとしたり、ダイニングテーブルで学習したりとさまざま。

しかし、なかには、小さい子供が勉強するのに適していなかったり、集中しずらかったりする場所も。どのような場所に「スタディスペース」を設ければ、子供が集中して勉強に取り組めるのでしょうか。

スタディースペースの設置場所の例

■リビング周辺

 ・リビングの一角にデスクや小部屋を設置

 ・キッチンカウンターやダイニングテーブルを活用

 ・リビングの横の和室や小上がりスペースにデスクを設置

■階段周辺

 ・階段下スペースにデスクを設置

 ・2階の吹き抜けホールの周辺にカウンターを設置

 ・階段の踊り場を広めに設けてスタディースペースに

一戸建てではこのような場所によくスタディスペースが設置されます。注文住宅なら、お好きな場所にカウンターやデスクを設置するだけでなく、独立したスタディスペースを設けることも可能。子供が学校へ行っている時間や、大きくなって使わなくなってからは、大人の趣味やパソコンなどの作業スペースとしても使えます。

子供が集中して勉強できる場所の条件とは?

先ほど挙げた場所のなかには集中できる場所もありますが、集中しにくい場所や勉強に取り掛かりにくい場所も。次の3つのポイントに気をつけてスタディースペースを設置すると、集中して勉強しやすい場所となります。

 1.人の気配が気になりすぎないこと

 2.余計なものが目に入らないこと

 3.近くに勉強道具の収納場所があること

1.人の気配が気になりすぎないこと

・背後や上部に人の行き来が少ないこと

勉強している後ろや上に常に人の気配を感じる場所では、気が散ってなかなか集中できません。リビングはスタディスペースを設置する場所として適していますが、後ろを家族が行ったり来たりしないような向きや配置にしましょう。

人間は上からの視線にも敏感なので、階段の踊り場やオープン階段の下も、大人の作業スペースとしては良くても、小さな子どもには少し集中しづらいかもしれません。

・部屋の出入り口に背中をむけない

部屋の出入り口に背中をむけた状態は、大人も子供も背後が気になって集中力が低下するそう。壁に背を向ける配置や、ドアに対して90度の向き、またはついたてなどで背後を覆ってあげると落ち着いて勉強に取り組めます。

・家族の目がある程度は届くように

人の気配が気にならないのと同時に、ある程度家族とコミュニケーションが取れる場所にすることが大切です。2階の吹き抜けの周りなどは家族の行き来は少ないですが、小さいうちは親の目から少し遠すぎるかもしれません。

2.余計なものが目に入らないこと

「木のレールのおもちゃで飼い主と一緒に遊ぶハリネズミ | 写真の無料素材・フリー素材 - ぱくたそ」の写真

・おもちゃやテレビが目に入らないように

大人がついついスマホやテレビを見てしまうように、子供もおもちゃやテレビなどが目に入ると気になってしまいます。子供のころに自分の部屋で勉強していて、つい漫画に手が伸びる・・・なんていう経験がある方も多いのでは?リビングに遊び場もある場合、目に入りづらい配置にしましょう。

・窓の正面にむかわないように配置

窓が正面にあると、外のようすや音などが気になってしまいます。特に座っているのが苦手な子や、音や動くものに気を取られやすい子は注意が必要です。遠ければ正面でも良いのですが、窓の近くにスタディスペースを設置するなら、背面もしくは横にあるように配置しましょう。右利きなら左側に窓があると、えんぴつを持っている手でできた影が邪魔になりません。

3.近くに勉強道具の収納場所があること

「ノートと筆記用具 | 写真の無料素材・フリー素材 - ぱくたそ」の写真

・勉強を中断させない

せっかく勉強に集中しているのに、途中で辞書やノート、筆記用具などが必要になって別の場所に取りに行かなければならないというのはもったいないですよね。ぜひ集中力が持続するように、デスクから取り出しやすい場所に勉強道具をしまえるようにしましょう。

ダイニングテーブルをスタディスペースとする場合は、「食事の時間になって一旦中断」ということも。使っている道具を一時置きできる場所が近くにあると、食事の後で再開しやすいです。

・勉強に取り掛かりやすいように

「さぁ勉強をしよう」というときに、子供部屋まで勉強道具を取りに行って・・・というのは少し億劫。さっと取り出せる場所に勉強道具があると、勉強にとりかかりやすくもなります。取り出しやすく片付けやすい収納をつくっておくと、デスクの上が散らかりにくいというメリットもあります。

まとめ

ほどよく家族の目が届きつつ、周囲の状況が気になりすぎないようにスタディスペースを設置すると、勉強に取り掛かりやすく集中しやすい場所となります。

HAUS365では、建築家といっしょに建てるこだわりの家づくりをおこなっています。スタッフには子育てに精通したアドバイザーもおり、お子様の楽しい暮らしや健やかな育ちを家づくりを通して応援しています。お客様の希望をしっかり聞き取り、間取りや内装、設備まで一つひとつご提案させていただきます。おしゃれで暮らしやすい家づくりをしたいという方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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