注文住宅の構造の種類や特徴は?|木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造

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2019/09/18

注文住宅の構造の種類や特徴は?|木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造

注文住宅の構造の種類や特徴は?|木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造

住宅の構造は、大きく「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」の3種類に分けられます。そしてそのなかでも「在来工法」「ツーバイフォー」など細かく工法が分類されていきます。それぞれコスト・耐震性・間取りの自由度などが異なるため、注文住宅を検討している方は、各構造・工法の特徴や違いを知っておきましょう。

木造の種類・特徴・メリット・デメリット

木造は、柱・梁などの骨組みを木材でつくった建物のことです。日本の戸建て住宅のうち、約9割以上に木造が採用されています*1。木造住宅の主な工法には「在来工法」「2×4工法」、その2つの良いところを合わせた「耐震パネル工法」があります。

木造戸建て住宅の耐用年数は22年ですが、これはあくまでも税務上の基準。世界最古の木造建築である法隆寺が1300年以上の歴史をもつことからわかるように、しっかりした構造でメンテナンスを適切におこなった木造の建物は、何十年何百年と長持ちします。

・在来工法

日本で昔からおこなわれている工法で、今でも木造住宅のほとんどが在来工法でつくられています。柱・梁などの骨組みで構造を支えるため、大きな窓や大空間なども実現しやすいです。現場で木材を1本ずつ組み立てていくため、大工の腕の違いが品質に現れやすい工法です。

・2×4工法(ツーバイフォー)

「2×4インチ」の断面の角材とベニヤ板でつくられたパネルを組み合わせて、箱を組み立てるようにつくっていきます。「面」で支えるので、取り外せない壁があったり、大きな窓は開けられなかったりと、間取りの自由度は低い構造です。工場でつくったパネルを現場で組み立てるので、品質にばらつきはでにくいのが特徴。工期が短く、コストも安い傾向にあります。

・耐震パネル工法

在来工法とツーバイフォーを組み合わせたような構造です。柱や梁を組んだ後、柱の外周にパネル状の面材を貼ります。これにより耐久性と耐火性が高まり、地震や台風、火事などに強いつくりとなります。HAUS365ではこの耐震パネル工法にも対応しております。

HAUS365の構造・躯体について詳しく見るhttps://haus365.jp/construction

◯木造のメリット

・建築コストが安い

・間取りの自由度が高い

・リノベーションしやすい

・木の調質効果がある

◯木造のデメリット

・耐用年数が短い

・職人の腕が問われる


 

鉄骨造(S造)

鉄骨造は、柱・梁などの骨組みを、強度の高い鋼材でつくった建物のことです。柱や梁で支えるため、開口部を大きくとれたりと、間取りの自由度が高い構造です。どっしりした質感のRC造に比べると、デザインも軽やかな印象になります。

鉄骨造は使用する鋼材の厚さによって「重量鉄骨造」「軽量鉄骨造」に分けられます。法定耐用年数は、軽量鉄骨造が27年、重量鉄骨造が34年です。戸建て住宅に使われることは多くなく、一戸建て住宅全体の約4%となっています*1。

・重量鉄骨造

厚さ6mm以上の鋼材を使った鉄骨造です。ビルやマンションなどでよく採用されます。耐久性や遮音性は高いですが、建築コストも高くなります。重量があるため強固な地盤にしか建てられず、土地によっては別途地盤改良が必要です。

・軽量鉄骨造

厚さ6mm未満の鋼材を使った鉄骨造です。建築コストが比較的安いため、小規模なアパートや店舗などでよく採用されます。遮音性が低く、音が響きやすい点に注意が必要です。鉄骨1本1本が細い分、たくさんの骨組みが必要となり間取りの自由度は下がります。

◯鉄骨造のメリット

・鉄骨造独特のシャープなデザイン

・間取りの自由度が高い

・軽量鉄骨はコストが安い

・重量鉄骨は強い

◯鉄骨造のデメリット

・重量鉄骨は強い地盤が必要でコストが高い

・軽量鉄骨は音が響きやすい

鉄筋コンクリート造

鉄筋コンクリート造は、鉄筋でつくった枠にコンクリートを流し込んでつくられたものです。鉄筋は引っ張る力に、コンクリートは圧縮する力に強いため、お互いが長所を発揮しあって、非常に強い構造となっています。

税務上の耐用年数は47年と最も長く、耐火性にも優れています。遮音性が高いため、楽器の音や子供の声、ペットの鳴き声などが外に漏れにくく、反対に外からの騒音も気になりにくいです。

しかしながら初期費用もメンテナンス費用も高い傾向にあるため、一戸建てのうち鉄筋コンクリート造で建てられているのは約4%(*1)。高層のマンションなどによく使われている構造です。

◯鉄筋コンクリート造のメリット

・耐用年数が長い

・耐火性に優れている

・遮音性が高い

◯鉄筋コンクリート造のデメリット

・コストが高い

*1)総務省/平成30年住宅・土地統計調査より

まとめ

木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造にはそれぞれメリット・デメリットがあり、一戸建てには木造や鉄骨造が主に採用されています。

HAUS365では、木造の在来工法で耐震パネルを採用。オプションとして制震装置「eboltz」にも対応することで、更に地震に強い家づくりをおこなっています。

また、自社で建築鉄骨工場を持っており、鉄骨構造を得意としているのも一つの特徴。「木造か鉄骨造か迷っている」「建築家といっしょにコストを抑えながらデザイン性・機能性の高い家づくりをしたい」という方は、HAUS365に一度ご相談ください。

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