【よくある質問】畳を長持ちさせるためにはどうすればいいですか?
くつろぎスペースにぴったりな和室。いつまでも快適に過ごす空間を維持するためには、畳を長持ちさせることが大切です。今回は、畳の使い方やお手入れ方法を解説していきます。
畳を長持ちさせるポイント
畳はデリケートな素材です。少しでも長く耐久性と美観を保つために、以下の注意点を押えておきましょう。
・重い家具を置かない
・家具を引きずらない
・火の扱いに注意する
重たい家具を長く置き続けると、その部分が凹むことも...。家具を持ち上げずに引きずることで、傷ついてしまうこともあります。なかなか元に戻らないので、定期的に移動させたり軽い家具に変えたりすることが大切です。
また、畳の上で線香を焚いたりアイロンがけをする際は、熱が畳に触れないように気をつけましょう。樹脂製の畳であっても熱で溶けてしまうため、使用時は十分に注意してくださいね。
畳をカビ・ダニから守るためにしておきたいこと
カビやダニから畳を守るためには、以下の方法が効果的です。
・ラグを敷かない
・室内干しをしない
・水分を含む植物を置きすぎない
ラグを敷くと、畳内に湿気が溜まってしまいカビやダニが繁殖しやすい状態になります。水分を多く含む洗濯物や植物が和室にあると、湿度過多な環境になって畳に悪影響です。
畳を長持ちさせるお手入れ方法
では、日頃からできる畳のお手入れ方法には何があるのでしょうか。試してほしい、畳を長持ちさせるための方法は次の通りです。
・掃除機や拭き掃除でゴミを除去する
・湿気対策をする
・陰干しする
・裏返し、表替えをする
掃除はこまめに行いましょう。掃除ロボットは回転ブラシや走行用の車輪で畳を傷つけてしまうので、掃き掃除や電気掃除機を使ってくださいね。醤油などをこぼしてしまったときは、お湯で濡らした布で拭いた後に、乾いた布で拭き上げるのがポイント。
畳は調湿効果がありますが、湿気を吸いすぎるとカビが発生することも...。窓を開けて換気したり除湿機をかけたりして対策しましょう。天気のよい日は陰干しをするのもおすすめです。
しかし、日頃からお手入れをしていても劣化はするもの。「傷んできたかな」と思ったら、裏返して再び使いましょう。両面使うと6〜10年使えますよ。両面とも傷んだら表を張り替えるタイミングです。
畳を丁寧に使って長持ちさせよう
畳は定期的にメンテナンスをしてあげることで、カビやダニの発生を防ぐことができます。こまめに掃除や換気をして、子どもや高齢者に優しい和室づくりをしましょう。畳の寿命がきたら、思い切って新調してくださいね。
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