【よくある質問】高気密高断熱って何が良いの？

家づくりについて調べていると、必ずといっていいほど「高気密高断熱」という言葉を目にするかと思います。「なんとなく良さそう」「暖かそう」といったイメージはありますが、なぜこんなにもオススメされているのか、いまいちピンとこないという方も多いのではないでしょうか。今回は高気密高断熱の家のしくみと、生活がどう変わるのか、簡単にお伝えします。

高気密＝家の「すきま」が少ない

いきなりですが、ストローでジュースを飲むところを想像してみてください。

普通のストローだと、ちょっと吸い込むだけでジュースが飲めますね。

これがストローの側面にいくつも穴が開いていたらどうでしょうか？

この場合、穴から空気が抜けていくので、ジュースは吸い込みにくくなってしまいます。

普通のストロー＝高気密の家だと、家じゅうの空気をしっかりと換気ができます。

穴のあいたストロー＝気密性がイマイチな家だと、効率の良い換気が行えません。

つまり家の気密性を高めておくことで、家じゅうの空気をしっかり循環させて、いつもきれいな空気環境で暮らすことができるというわけです。

高断熱＝保温マグ（冬）

次に熱いコーヒーを紙コップにいれるのと、保温マグにいれるのとを想像してみてください。

いくら熱々のコーヒーをいれたとしても、紙コップ（断熱がイマイチな家）だとすぐに冷めてしまいますよね。

保温マグ（高断熱の家）であれば、時間がたっても熱々のまま飲むことができます。

保温マグは二重構造になっていて、なかに真空層をつくって熱の移動をシャットアウトするというしくみになっています。

これと似たように、高断熱の家では壁の中に断熱材をいれて、室内の暖められた空気を外に逃がさないようにしてあるので、冬も暖かく快適にすごすことができます。

高断熱＝クーラーボックス（夏）

「冬に暖かいんなら、夏は暑いんじゃない？」と疑問をもたれる方も多いのですが、イメージしていただきたいのはクーラーボックスです。

クーラーボックスも断熱材のようなしくみですが、「外が暑い日にも、クーラーボックス内のものは冷たく保つ」を叶えていますよね。

高断熱の家もこれと同じように、外壁がジリジリと熱されるような夏の暑い日でも、家の中までは熱が伝わらないようにシャットアウト。

少しの冷房で涼しさがキープできるので、冷房代も削減できますよ。

HAUS365の高気密高断熱の家

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