どちらにする?ウッドデッキとタイルテラスの違い
お庭をもっと有効活用したいと思ったとき、よく検討されるのがウッドデッキやタイルテラス。リビングの延長のように使えて、視覚的にもお部屋が広くなったような感覚になります。
ウッドデッキが手軽そう・・・でもタイルテラスだとメンテナンスが楽かな・・・とどちらを選ばれるか迷われる方も多いのではないでしょうか。
今回はウッドデッキとタイルテラスのメンテナンスや施工、コスト面などの違いを見ていきましょう。
ウッドデッキ
ウッドデッキは天然木でつくられることもありますが、木材と樹脂を混合した人工木でできたものが多いです。木でできていますが、水には強くつくってあるため、雨で腐ったりする心配はありません。ぬくもり感のある木の質感で、家の見た目がおしゃれになりますよ。
ウッドデッキのメリット
・リビングと同じ高さにできる
ウッドデッキはリビングの床面ギリギリまで高さを揃えることができます。リビングと一続きになるので、使い勝手が良いでしょう。
・庭の形に合わせて加工できる
ウッドデッキは加工しやすい素材です。庭の形にあわせて曲線などをつくることもできます。
・コストが安め
商品のグレードにもよりますが、タイルテラスよりも安めの値段で設置できることが多いです。
ウッドデッキのデメリット
・デッキ下のケアが必要
ウッドデッキの真下にはスペースが空いています。この空間に雑草が生えたり、猫などの動物が入ったりすることも。そのためデッキ下に防草シートを敷くなどの対策が必要です。
・メンテナンスが必要
ハードウッドや人工木であれば、20年くらいの耐久性はあります。しかしいくら人工木であっても、経年による劣化は避けられません。ささくれをやすりで削ったり、汚れたらお掃除したりと、長期間きれいに使っていくならメンテナンスが必要です。
タイルテラス
タイルテラスは、モダンで高級感のあるお庭づくりができます。真っ白なタイルで明るいお庭をつくったり、色の違うタイルを組み合わせたりと、お好みのデザインを楽しめるのも魅力です。
タイルテラスのメリット
・テラス下のケアが必要ない
タイルテラスは下地のコンクリートを打った上に設置します。そのためテラス下に雑草が生えてしまったり、デッキ下に動物が入ってしまったりする恐れがありません。
・耐久性が高い
タイルは非常に耐久性が高いです。テラスに重たい物や尖った物を落として割れてしまえば修繕が必要ですが、基本的にメンテナンスの必要はありません。
・掃除がしやすい
ジュースをこぼしてしまったり、汚してしまったとしても、水でさっと洗い流すだけできれいになります。バーベキューなどのお片付けも簡単で、水はけが良いのでプール遊びもしやすいですよ。
タイルテラスのデメリット
・リビングと高さの違いが出る
湿式工法のタイルテラスだと、基本的にはリビングの床面のぎりぎりまでそろえることができません。ウッドデッキと違って水が下に抜けないので、掃き出し窓のすぐ下にある「水切り」より下に設置します。
ただし最近はこのように、骨組みを組んだ上にタイルを張る「乾式工法」で設置できる商品も出ています。これならコンクリートで固めないので、床面をギリギリまで上げて、室内床とほぼ同じ高さにすることも可能です。
・コストが高め
ウッドデッキよりもコストは高めになるケースが多いです。タイルのグレードも色々とあるので、それによっても価格は変わってきます。
・工事に時間がかかる
コンクリートで基礎をつくって、その上にタイルを張るので、どうしてもウッドデッキよりも完成に時間がかかります。コンクリートで固めない乾式工法の商品であれば、工期の短縮も可能です。
まとめ
木のぬくもりやナチュラル感がお好きな方はウッドデッキ、モダンなお庭にしたいならタイルデッキ。どちらもお子様やペットの遊び場、ご家族でくつろぐ場所として、とても役に立ちますよ。
以前はハードルの高かったタイルテラスも、コンクリート打設不要の商品がでたことで取り入れやすくなりました。高級感のあるタイルをご希望の方は、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
庭づくりは、家を建てるハウスメーカーや工務店にまとめてお願いする方法もありますが、外構業者に依頼するのがおすすめです。おうちの外まわりの工事を専門にやっているので、さまざまなアイディアを提案することができますよ。
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