注文住宅のおしゃれな外観デザインをつくる7つのポイント

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2020/06/08

注文住宅のおしゃれな外観デザインをつくる7つのポイント

注文住宅のおしゃれな外観デザインをつくる7つのポイント

家の外観は、住まいの顔。

仕事から帰ってきたときや、友人が新居におとずれたとき、一番に目に入る場所です。

しかし実際に注文住宅を建てた人に話を聞いてみると、「間取りを決めるのに精一杯で、外観は言われるがまま決めてしまった」なんて声も。せっかく家を建てるなら、外観もおしゃれな方が良いですよね。

あとから「ああしとけばよかった」と後悔しないよう、今回はおしゃれな外観にするための基本的なポイントを7つ、デザイン住宅の施工事例とともに解説します。

住宅外観デザインのポイント1.建物の形

施工事例/好きを詰め込んだ家

まずは、建物全体の形です。建物の形は、建築費とも密接な関係にあります。

シンプルな四角い形なら、スタイリッシュな印象に。壁が少ないぶん、建築費が安いのがメリットです。

L字型・コの字型などの複雑な形なら、さまざまなデザインができるようになります。狭小地や複雑な形の土地を活かした家づくりや、中庭などを利用して採光の工夫ができるのもメリット。しかし角の多い家は壁が増えるぶん、建築費が割高になってしまいます。

住宅外観デザインのポイント2.屋根の形

施工事例/共有するイエ

同じ真四角の家でも、屋根の形しだいで外観イメージはがらっと変わります。上の写真でも家自体の形はシンプルですが、屋根にリズムをつけることで、個性的でおしゃれな見た目になっていますね。

屋根の種類でよく見るのが、「切妻屋根」という真ん中から2つに折れた三角屋根。雨漏りのリスクも少なく、コストも安め。ソーラーパネルの設置にも適しています。

一方向にだけ傾斜がある「片流れ屋根」も若い世代を中心に人気の形。スタイリッシュなイメージで、個性的な雰囲気になります。

デザイン住宅でよく見られるシンプルな直方体の家は、平らな形状の「陸屋根」が用いられています。モダンな印象を受けますが、傾斜がないので防水・排水には注意が必要です。

住宅外観デザインのポイント3.窓・ドア

施工事例/家族全員の夢がかなった素敵なマイホーム

どんなデザインの窓とドアを、どのようなバランス配置するかというのもとても大切。

一口に窓といっても、よく日本の家で使われている「引き違い窓」(左右にスライドさせる窓)や、直接ガラスをはめこんだ「FIX窓」など種類はさまざまです。

窓の配置バランスの基本は、窓の上下左右のラインをそろえること。上の写真でも、上のラインと右のラインがきれいに揃っていますよね。採光・通風・視線との兼ね合いも考えつつ配置を決めていきます。

ここが無秩序だと、外観がごちゃごちゃした印象になってしまいます。もちろんあえて不規則に配置するデザイン手法もありますよ。



 

住宅外観デザインのポイント4.軒

施工事例/木のぬくもりを感じる空間

「軒(のき)」というのは、外壁よりも外側に出っ張っている部分のことです。普段はあまり気にしたことない部分かもしれませんが、外観デザインでは意外と重要な要素となっています。

軒をつくる場合、目に入りやすいのは「軒裏(軒天)」という下側の部分。室内外から見上げたときにちょうど目に入るので、ここを木目にしたり色の濃淡をつけたりすることで、外観デザインがぐんとおしゃれになります。

また現代の住宅では、外壁材の向上などから、必ずしも深い軒をつくらなくても済むようになりました。あえて深い軒をなくした、シンプルな箱型の建物も人気です。

住宅外観デザインのポイント5.外壁材の種類

施工事例/デザイン性+機能性=∞

外壁が金属ならスタイリッシュに、レンガ柄ならヨーロッパ風に・・・など、外壁材の種類によっても外観のイメージは変わります。

最近の住宅の約7割で使われているのが『窯業系サイディング』。セメントと繊維質でできたパネルを、外壁に並べて張っていきます。レンガ風やタイル風などデザイン豊富で、コストが安いのもメリットです。

ガルバリウムなどの金属でできたサイディングもあります。金属ならではのスタイリッシュなイメージに仕上がり、メンテナンスに手間がかかりません。

漆喰などの塗り壁や、タイルを張るなど、ほかにもさまざまな種類が。一種類で仕上げることもありますが、上の写真のように数種類を組み合わせて魅力的なデザインをつくることもあります。

住宅外観デザインのポイント6.建物の色

施工事例/吹き抜けの家

ご自分でどんな色にしたいか、そして周辺の建物との調和も考えて色を決めていきます。

例えば上の写真では、爽やかな白の外壁に、玄関のブラウンでナチュラルな雰囲気をプラスしています。シンプルな箱型+三角屋根のかわいい見た目にもよく合っていますよね。

真っ白ではなく、少し黄みの入ったベージュ系の色もよく選ばれる色。白ほど明るすぎず落ち着きがあって、和風・洋風どちらにも合います。

他に人気のカラーといえば、スタイリッシュな黒やグレーなどの色。最近のトレンドである「シンプルモダン」な外観によく合います。外壁の汚れもあまり目立ちません。

全体を一色でまとめず、多色を組み合わせることも。ワンポイントで差し色を入れる・1階と2階を塗り分ける・バルコニーの色を替える・縦ラインに塗り分けるなど、さまざまなデザインがあります。



 

住宅外観デザインのポイント7.照明

施工事例/紡ぐ家

夜は照明計画によって、昼とはまた違った表情を楽しみましょう。家の中の照明と、外まわりの照明とを合わせて考えます。

上の写真では、2つの箱が斜めに組み合わさったような外観が特徴。窓からの明かりが前の建物に隠れて斜めにカットされていることで、よりその特徴的な外観デザインが引き立っていますね。

また、明かりの色温度を統一してあるのもポイント。白っぽい明かりとオレンジっぽい明かりが混ざってしまうと、なんだかちぐはぐな印象になってしまいます。

まとめ

さまざまな外観がありますが、最近のトレンドは今回見てきたような「シンプルモダン」や「シンプルナチュラル」などのテイストです。今回紹介した写真は、徳島のデザイン住宅HAUS365の外観デザイン。建築家がパートナーとなって家づくりをしているので、個性的でおしゃれな外観が多かったのではないでしょうか。

一般的なハウスメーカーの注文住宅は残念ながら「どこかで見たことあるような外観」や「やぼったい外観」になってしまうことが多いもの。家に愛着が持てるような外観デザインをつくれるのは、やはり建築家との家づくりならではといえるでしょう。

徳島でおしゃれな注文住宅、手の届きやすい価格のデザイン住宅にご興味がある方は、ぜひ一度HAUS365にご相談ください。

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