階段をバリアフリーにするためには?寸法・手すり・床材のポイント

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2023/11/03

階段をバリアフリーにするためには?寸法・手すり・床材のポイント

階段をバリアフリーにするためには?寸法・手すり・床材のポイント

これからマイホームを建てるなら、将来の暮らしをイメージしながら家づくりをすることが大切です。とくに階段は将来足腰が弱くなって上り下りが辛くなるかもしれません。高齢者や小さな子どもでも上り下りがしやすいバリアフリー階段にして、快適性をグンっと高めましょう。今回は、バリアフリー階段をつくるポイントとおしゃれな事例をご紹介します。

階段をバリアフリーにするメリット

病気やケガ、障がいなど、さまざまな理由で階段の上り下りが辛くなるときってありますよね。バリアフリー階段にすると、足腰が弱い人、健康体の人、子ども、妊婦さんもスムーズな移動ができるようになるのです。段差が少なくて勾配が緩やかだと、より使いやすさを実感できるでしょう。

上り下りのやすいバリアフリー階段のポイント

ここからは階段をバリアフリーにする方法をお教えしますね。より安全性を高めるポイントもご紹介するので、階段づくりに活用してくださいね。

ポイント1.寸法

建築基準法では、安全性を確保するために階段の各パーツの寸法が決められています。

・横幅75cm以上

・蹴上げ23cm以下

・踏み面15cm以上

上記の寸法で実際に階段をつくるとやや使いにくさがあるので、使う人の年齢や身体能力を考慮して計画するのがポイント。多くの住宅では蹴上18〜20cm、踏み面20〜22cmが標準です。足腰が弱い人や小さな子どもがいるご家庭の場合は、踏み面を広くとって勾配が緩やかになるように工夫してもいいでしょう。

ポイント2.手すり

手すりは素材や形状、高さによって使いやすさが違ってくるもの。とっさに握るときのことを考えて掴みやすい手すりにしましょう。手すりの形状もさまざまで、丸型、平形、三角型などありますよ。握力が低下してきた方には、表面が凸凹した手すりがおすすめです。

また、高さは踏み面から75〜85cmが一般的。あくまでも目安なので、足腰の弱い方が使いやすい高さにしましょう。

ポイント3.踊り場

よく見る一直線の階段だと、万が一上から落ちたときに勢いよく転げ落ちてしまいます。衝撃を和らげるためにも踊り場を設けることは大切なのです。踊り場とは、階段途中に設けるフラットなスペースのこと。

踊り場を設けられる階段タイプはU字、L字、かね折れなどです。間取りの関係でどうしても直階段になる場合は、勾配を緩くすることを意識してください。

ポイント4.床材

階段床には滑りにくい工夫を施しましょう。ほとんどの場合、階段床の素材はリビングや廊下と同じものを使います。しかしツルツルした床面は掃除がしやすいですが、滑りやすいデメリットが...。床全体や一部だけをカーペットにしたり、溝をつくったりして滑りにくくしましょう。

「カーペットを一部だけに張るのは不格好に見えそう...」という場合は、フローリングの色に近いカラーを選んだり、トーンを合わせたりすると違和感のない仕上がりになりますよ。

ポイント5.照明

せっかく上り下りしやすい寸法の階段にしても、足元が見えにくかったら危険です。とくに壁に囲まれた階段の場合は足元が見えにくくなるので、全体を照らす照明や部分的に照らすフットライト、明るい色の床材でコーディネートしましょう。

コーナーのある階段には、コーナー部分に照明を設置することも忘れずに。人感センサー付きライトを使えば、うっかり電気の付け消しを忘れても安心ですよ。

おしゃれなバリアフリー階段の事例

バリアフリーの階段であっても見た目にはこだわりたいもの。おしゃれで使いやすい階段事例をご紹介するので、イメージづくりの参考にしてくださいね。

事例1

蹴上げと踏み面の素材と色を違うものにして、見分けがしやすい階段に。階段壁の厚みを活用して収納スペースをつくったり、手を添えられる手すりにしたりとアイデアをたくさん詰め込みました。両サイドが壁になっているので、足を滑らせても横に落ちることはありません。低い階段でも、使いやすさにこだわりました。

事例2

踊り場×中2階にして、数段上ると休憩ができるスペースを設けました。上り下りのハードルがグンっと下がったので、誰もが使いやすいと実感していただけます。中2階は子どもの遊び場やリモートワークなど、自由に使うことができますよ。リビングダイニングで過ごす家族を感じながら過ごせる空間に仕上がりました。

事例3

勾配を緩やかにした直階段。日中は窓からの光、夕方以降はスポットライトによって足元が見えるようになっています。リビングに階段をつくるときは、圧迫感を与えない工夫が必要。今回はスケルトン階段を採用し、抜け感を演出しました。

まとめ

これから何十年と住むマイホーム。注文住宅を建てるなら、老後のことも考えて家づくりをしましょう。階段の安全性を高めるには、緩やかな勾配にしたり滑り止め対策をしたりと、こだわることが大切です。

HAUS365では安全性を確保した上で、使いやすくて見た目もおしゃれな階段を手掛けます。間取りや家族についてヒアリングをし、最適なプランをいくつか提案するので、イメージがまとまっていない方でも大丈夫です。お気軽にご相談ください。

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