高齢になっても暮らしやすい住まいづくりのポイント

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2021/04/10

高齢になっても暮らしやすい住まいづくりのポイント

高齢になっても暮らしやすい住まいづくりのポイント

せっかく家を建てるなら、今の暮らしにばかりではなく、年齢を重ねてからの暮らし方にも目をむけたいですよね。今回は、高齢になってからの暮らしまで考えた住まいづくりのポイントをお伝えします。

ご家庭のニーズに合わせた住まいづくりを

高齢者の暮らしやすい住宅と一言でいっても、家族構成によって気を付けたいポイントはさまざま。各ご家庭のニーズにしっかりと合った家づくりをしていきましょう。

親と同居する二世帯住宅

親世帯と子世帯が同居する二世帯住宅。お互いの生活リズムが違い、それが小さなストレスとなってしまう場合があります。

そこでお互いに快適に過ごすため、それぞれの生活リズムやライフスタイルにあわせた間取りがおすすめです。親と同居と考えると、高齢者優先での家づくりを考えがちですが、家族全員が快適に過ごせる家づくりをしていきましょう。

将来も安心して暮らせる家

親世帯との同居もなく、今の自分たちにはバリアフリーは必要ない。でも将来も安心して住める家を作りたい、というニーズをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

あらかじめ、廊下の幅を広くとる。手すり用の補強下地材をつけておくなど将来を見据えた準備をしておくと安心です。

介護や介助がしやすい家

介護や介助がしやすい家とはどのような家でしょう?段差がない家、玄関が広い、キッチンやお風呂など機能設備がワンフロアにあるなど、介護される側も介護する側も負担の少ない生活を送るための家づくりをしていきたいですね。

高齢になっても住みやすい家とは?

高齢になると、私たちが思っている以上に生活に支障がでてきます。小さな段差でつまづきやすくなったり、重たいものが持てなくなったり。また外にでる気力がなくなってしまう場合も。そんな時、どのような家であれば快適に過ごすことができるのでしょうか。

生活空間はなるべく同じフロアに

一戸建てを建てるときには、土地面積やコスト面、部屋数を増やすためにも、2階建てを選ぶ方が多いもの。しかし高齢になると、階段の上り下りも億劫になってきますし、洗濯物を干すなど重い荷物を持って移動するのは危険。

そのため生活空間はなるべく同じフロアに配置するのがおすすめです。平屋の家にするか、せめてキッチンやお風呂などの水回りや、寝室、リビングなどメインの居住空間をワンフロアに集まめると良いでしょう。無駄な動きを省き、スムーズに生活することができます。

段差や滑りやすい箇所を減らす

バリアフリー=段差がない、というイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか?大きな段差は目に入りやすいですが、実はほんの少しの段差こそ危険。うっかり転倒すると、骨折などのケガをしたり、それがきっかけで寝たきりにつながることもあります。

例えば、お部屋の入口にある、ドアの敷居の小さな段差。足元にレールや敷居のないドアを選ぶと、お部屋の入口に段差ができません。

お風呂場はすべりにくい素材に。脱衣所との間もフラットにすると安心です。

手すり用の補強下地材を付ける

壁をたたいたとき、硬い音がする場所と、コンコンと空洞になっている場所とがありますよね。このなかが空洞になっている(=下地がない)部分には手すりは固定できません。そのため、将来的に手すりがほしい場所には、補強下地だけでも入れておくのがおすすめです。

例えば、玄関の入口や廊下、トイレなど。今は必要ないけれど、高齢になり歩行が困難になれば手すりがあると便利です。補強下地材をつけておけば、手すりをビスで固定してすぐにつけることができますし、手すりをつけるまでは見た目も普通の壁なので悪目立ちしません。

廊下や出入口の幅は広めに

廊下や出入口の幅は、車椅子での生活になることを想定して広めにとっておきましょう。

必要になった時に、リフォームを行い幅を広げることも可能ですが、幅を広げるリフォーム工事は大がかりなものとなり、期間も費用もかかってしまうもの。可能であれば家を建てる時点で廊下や出入口の幅を広めにとっておくと安心です。

家のなかの寒暖差を減らす

冬になるとよく耳にするヒートショック。家の中の寒暖差が原因で起こります。リビングなどは暖かいのに廊下や脱衣所、お風呂などはかなり寒い、廊下にでるとヒヤッとするなど家の中にも危険が潜んでいます。断熱性能の高めるなど、寒暖差を減らす工夫をしておきましょう。

床にものをおかない収納計画

高齢になると、足を少しあげるという動作も難しくなってきます。そのため、床に置いてあるものに足を取られて転倒してしまうことも。家の中での事故を防ぐためにも床にものにおかない収納計画をたてましょう。

高齢者が暮らしやすい=誰もが暮らしやすい家!

今回は高齢になっても暮らしやすい住まいづくりのポイントをお伝えしました。高齢になって暮らしやすい家(家が暖かい、段差などの危険がない等)というのは、子どもから大人まで安全・快適にすごせる家ということにもなります。せっかく注文住宅を建てるなら、子どもから高齢者、妊婦さん…みんなが快適に暮らせる家をつくりましょう。

家づくりのこと

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