【よくある質問】床暖房に対応している床材は何ですか?
ひんやりする床から足元を守るために床暖房を採用する住宅も多くなってきましたよね。「床暖房を取り入れたいけれど床材は何にしたらいいの?」という方もいらっしゃるかと思いますが、床暖房には専用の「フローリングかタイル」を使うのが一般的です。
この記事では、床暖房に対応している床材の種類と特徴をご紹介していきます。床暖房の導入を考えている方は参考にされてください。
床暖房に対応している床材の種類
一般的なフローリングは熱に弱く、反りや割れが起こりやすいデメリットがあります。そのため、輻射熱を発する床暖房との相性はよくありません。
しかし、熱に強い無垢材や複合フローリングも近年販売されているので、機能性にこだわりながらおしゃれな見た目に仕上がります。
また、一見ひんやりしそうなタイルも床暖房対応。どちらの床材にするか悩みどころですが、メリットとデメリットを理解したうえで選ぶようにしましょう。
床暖房に対応しているフローリングの特徴
床暖房に対応しているフローリングは、大きくわけると3種類です。
【無垢フローリング】
フローリングのなかでもっとも足触りがよい素材。熱による収縮を緩和するために、通常よりも幅の狭い無垢フローリングを使います。
【複合フローリング】
合板の表面に無垢の挽板やシートを貼り合わせた素材。デザインの種類が多く価格幅も広いので、イメージプランや予算にあわせて選べます。
【挽板タイプの複合フローリング】
合板と厚みのある挽板を貼り合わせた複合フローリング。無垢材のよさを取り入れながら、さらに収縮のリスクを少なくした素材です。
一般的なフローリングだと熱による収縮や反りが起きやすいですが、床暖房を考慮してつくられた素材は熱の影響が受けにくくなっています。
床暖房に対応しているタイルの特徴
熱が伝わりやすく冷めにくいタイルは熱による膨張が少ないため、フローリングよりも長持ちする利点があります。
もちろん固い素材なので、長い目でみると足腰への負担はかかるかもしれません。物を落とした衝撃で割れたりヒビが入ったりするリスクも...。
デリケートな床材ではありますが、デザインのバリエーションは豊富です。タイル仕上げにすれば、生活感のないラグジュアリーな空間になるでしょう。
フローリングとタイルの特徴を理解してから選ぼう
床下からじんわり優しく足元を温めてくれる床暖房は冬に欠かせないアイテムですよね。快適な床暖房生活を送るためには、専用のフローリングやタイルを選ぶことが大切。
床暖房対応の床材は、どれも急激な温度変化による膨張や収縮が起きにくい機能が備わっておりながらもおしゃれな見た目をしています。「本当に床暖房の設備が入っているの?」と疑ってしまうほど。
ただし、メーカーによって機能性やデザイン、価格などが違ってくるので、マイホームに適した素材がわからない方は施工業者に提案してもらうのがおすすめです。
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