2021/03/15
【よくある質問】オリジナル剛床工法って何?
前回は地震に強い「耐震パネル工法」について解説しました。もう一つ構造に関するHAUS365のこだわりとして「オリジナル剛床工法」があります。今回はこの工法についてご紹介していきましょう。
これまで木造住宅の床を張る方法としては、主に「根太(ねだ)工法」「剛床工法」の2種類が使われてきました。
根太工法・・・床を支える「大引」と直角方向に「根太」という角材を渡して、その上に床の下地である薄い合板(12mm)を張る
剛床工法・・・「根太」をなくして、下地の合板に分厚いもの(24mm~)を使う
根太工法の場合、地震などの力を受けたときに、大引きと根太が交差する部分にどうしても負荷がかかってしまいます。
一方、剛床工法であれば、揺れや重さを「面全体」で吸収・拡散することができます。ただし根太がない分、大引に負担がかかってしまうのが難点。
そこでHAUS365では、根太工法と剛床工法の良いところを組み合わせた「オリジナル剛床工法」に。頑丈な格子状の土台を組み上げて、その上から分厚い合板(28mm)を張るという手法をとっています。
家全体が一体化できるので、水平から加わる力やねじれに強くなりますよ。