新築に防音室は必要?メリット・デメリット・注意点を解説

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2023/06/02

新築に防音室は必要?メリット・デメリット・注意点を解説

新築に防音室は必要?メリット・デメリット・注意点を解説

〈施工事例:木のぬくもりを感じる空間〉

「外からの音を遮断してゆっくり過ごしたい」「好きな時間にスピーカーで音楽を聴きたい」など、ゆっくり自分の時間を過ごせる空間も新築には必要ですよね。音のトラブルは家族や近隣に迷惑がかかるもの。しかし気兼ねなく音を出したいときもあるでしょう。そんなときに役立つのが「防音室」です。

今回は、新築住宅に防音室をつくるメリットとデメリットをご紹介します。つくる際の注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

防音室のメリット

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防音室をつくると、どのようなメリットがあるのでしょうか。生活がグンとしやすくなるメリットばかりなので、さっそく見ていきましょう。

リモートワークに集中できる

防音室はリモートワークにぴったり。日中は家族の話し声や歩く音が気になってリモートワークに集中できないときもあるでしょう。室内の音が外に漏れない防音室は、外からの音もしっかりカット。おかげで静かな空間で仕事ができます。電話や会議で話すときに、いつもより大きな声が出てしまっても防音室なら誰にも迷惑はかけません。

いつでも演奏や鑑賞ができる

防音室なら時間帯を気にせずに楽器演奏やカラオケ、映画鑑賞などを楽しめます。大きな音が出てしまう行為は近隣に迷惑がかかるので、思いっきり楽しむのは難しいもの。しかし防音室ならいつでも大音量で楽しめるのが大きなメリットです。シアタールームも防音仕様にすると、快適性がグンっと上がりますよ。

子育てがしやすくなる

赤ちゃんの夜泣きや子どもの走り回る音、大きな声は意外と響いてしまうもの。近隣に配慮しながら子育てするのは難しく、親にとってストレスになってしまうでしょう。お子さんが過ごす部屋を防音仕様にすれば、安心して子育てができます。ストレスを軽減させるためにも、防音室はお家づくりに欠かせないのではないでしょうか。

防音室のデメリット

防音室をつくることで生活が快適になる部分もありますが、デメリットを理解しておかないと後悔するかもしれません。ここで確認しておきましょう。

コストがかかる

防音室をつくるには、防音材や吸音材を床や壁などに施工するため、かなりのコストがかかってしまいます。また家具や窓サッシの防音対策など、どこまで防音仕様にするかによって大きく金額が変わることも。楽器演奏やホームシアターなど、大音量を扱うとなれば数百万にもなるでしょう。

熱がこもりやすい

防音室は音漏れを防ぐために気密性を高くしてつくられます。気密性の高い空間は、熱がこもりやすいのがデメリット。換気がしづらく、熱や湿気がこもりやすくなるので、夏場は非常に暑くなってしまいます。音響機器や楽器など、温度や湿度の配慮しなければならない場合は、空調設備を整えたり保管場所を変えたりと工夫が必要でしょう。

部屋が少し狭くなる

防音材や吸音材を使って防音室をつくるため、壁が厚くなったり天井が低くなったりします。そのため、防音室ではない部屋よりも少し狭く感じてしまうかもしれません。できるだけ狭くしたくない場合は、床のみ、窓のみなど、部分的に防音工事をするといいでしょう。

注文住宅で防音室をつくるときの注意点

〈施工事例:黒と白の開放感あるお家〉

快適な防音室にするためには、ポイントを押さえることが大切。注意点を把握して、後悔のない防音室をつくりましょう。

使用目的を決めておく

費用をかけて防音室をつくるなら、使用目的をはっきりさせておきましょう。日常生活の中で出る音ぐらいであれば、間取りや構造の工夫で防音対策は可能。「防音室はほしいけれど何に使うかまだ決めていない」となると、どのレベルの防音工事をすればいいのか施工会社も困ってしまいます。

たとえば、完成してからドラムの練習をすると、ピアノの音を防音する程度しかなくて想像以上に響いて意味がなかったと、後悔するかもしれません。目的を明確にしてから設計士と相談することをおすすめします。

空調設備を整える

熱や湿気のこもりやすい防音室には、エアコンや加湿器などを設置しましょう。音漏れを防ぐために気密性を高めた防音室は、夏になると蒸し暑くて長く居続けるのが難しくなります。夏場でも快適に過ごせるように、空調設備を整えることは大切です。

エアコンを設置する場合は壁に穴を開けることになるので、音漏れがしやすくなります。防音効果が半減しないためにも、消音器をつけたり音を吸収しながら換気ができる設備を取り入れたりと工夫が必要です。

まとめ

近隣や時間帯を気にせずに音を出すことができる防音室。楽器の演奏や映画鑑賞、子育てなどさまざまなシーンで大活躍することでしょう。防音仕様にするにはコストがかかるため、1室だけにするのも手段。新築を建てるなら、気兼ねなく過ごせる防音室をつくりましょう。

HAUS365では、お客様のご要望をしっかりヒアリングしたうえで最適なプランをご提案させていただきます。どのような防音室が必要なのか、遮音等級は問題ないかなど確認しながら計画していきますので、お気軽にご相談ください。

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