【よくある質問】住宅の資産価値はどうやって決まるんですか?

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2022/04/08

【よくある質問】住宅の資産価値はどうやって決まるんですか?

【よくある質問】住宅の資産価値はどうやって決まるんですか?

住宅というのは、ほとんどの方にとって人生で一番高い買い物になります。一生住むという方が多いとは思いますが、将来的に売却したり次の世代に残したりすることを考えると、なるべく資産価値の残りやすい家を建てたいですよね。そもそも住宅の資産価値はどうやって決まるのでしょうか?

建物の価値

戸建て住宅の価値は「建物の価値」と「土地の価値」に分けられます。建物については経年とともにどんどん価値が下がっていきます。よく「築22年で価値がゼロになる」という話を耳にするかと思いますが、その理由は木造住宅の法定耐用年数が22年だからです。

構造

法定耐用年数

木造

22年

軽量鉄骨

27年

鉄骨造

34年

鉄筋コンクリート造

47年

ただし実際に築22年で価値がゼロになるケースは稀です。たしかに新築に比べると価値は10〜20%くらいまで下がるケースが多いですが、最近の木造住宅は築22年くらいだとまだまだキレイ。築22年で建物の寿命がくるわけでも、住めなくなるわけでも決してありません。築30年、40年でもまだまだ住めますし、2000年以降に建てられた家はきちんとメンテナンスさえしておけば80年くらいは住めると言われています。売却時は築30年以上くらいになっていると、建物の価値がつかなくなることが多いようです。

土地の価値

建物の価値がなくなった後も、比較的安定して残るのが土地の価値。古いとか新しいとかいう概念はなく、土地を売りたい人と買いたい人、需要と供給のバランスで価値が決まってきます。人気の高い土地=価値の高い土地は、次のような特徴を持っています。

・人気エリアにある

・人口が増加傾向にある

・土地が大きすぎず、小さすぎない

・土地の形が正方形や長方形に近い

・敷地内の高低差が少ない

・地盤が強く災害リスクが低い

具体的に土地の価格の推移を知りたい場合は、国土交通省が発表している「公示地価」などを過去に遡ってみるとよいでしょう。(国土交通省地価公示・都道府県地価調査)また、過去に取引された実勢価格を調べるのも一つの方法です。(土地総合システム・不動産取引価格情報検索

まとめ

せっかく家を建てるなら資産価値が残りやすい家を…と考えるのは当然です。しかし資産価値を追い求めるばかりに、広さや立地、内装、間取りなど今の暮らしを諦めるのはもったいないですよね。予算もあるなかで「どこにこだわって、どこに妥協をするのか」という判断をしなければならないでしょう。個人で判断するのは難しいかと思いますので、ぜひ家づくりのプロに相談されてください。きっと役に立つアドバイスがもらえますよ。

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