注文住宅につくる造作収納とは｜おしゃれに仕上げるポイント＆事例を紹介

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2023/07/21

注文住宅につくる造作収納とは｜おしゃれに仕上げるポイント＆事例を紹介

〈施工事例：たくさんの光と広がりを感じるナチュラルスタイル〉

「イメージしている収納棚が家具メーカーにない」「ジャストサイズで収納棚をつくりたい」など、収納デザインに悩む方も多いはず。そんなときは、自由にサイズ感や素材を決められる「造作収納」を検討してみましょう。

今回は、おしゃれな造作収納のつくり方と施工事例をご紹介します。世界に1つだけの造作収納をつくって、素敵なマイホームに仕上げましょう。

造作収納とは

造作収納とは、お部屋のテイストや間取りにあわせて自由につくれる収納家具のこと。mm単位で調整ができるので、隙間のない収納スペースが叶います。

（例）

・本棚

・テレビボード

・キッチンボード

・シューズボックス

上記の収納家具は、造作でつくれる一例です。使いやすい収納スペースができれば、家事も捗りますよ。

メリット

造作収納の最大のメリットは、空間にあわせてぴったりのサイズで収納家具をつくれること。市販の家具だと隙間が出てしまう場合でも、造作収納なら隙間なくすっきりと棚を設けることができるのです。

また、地震によって棚が倒れてこないことも造作収納のよさ。基本的に床や壁に直接固定してつくるため、置くタイプに比べると安全性が高くて安心です。

デメリット

造作収納は壁、床、天井に固定することがほとんど。そのため、簡単に移動や交換ができないのがデメリットです。ライフスタイルが変わることで後々配置替えをしたくなる日がくるかもしれないので、別の使い道も考えておくといいでしょう。

たとえば、リビングで子どもが勉強できるようにワークスペースをつくる場合は、将来パソコンデスクとして使ったり洗濯物を畳む家事スペースにしたりすれば大掛かりな工事は必要ないですよね。

おしゃれな造作収納をつくるポイント

せっかく造作収納をつくるなら、おしゃれに仕上げたいところ。誰でもできるちょっとしたデザインテクニックを2つご紹介します。

ポイント①インテリアテイストを統一する

おしゃれな造作収納にするためには、内装材や建具とのインテリアテイストをあわせることが大切です。造作収納の素材や色選びに迷ったら、室内ドアや床のテイストをそのまま使ってみましょう。雰囲気を統一すると、センスのいい空間に仕上がります。

ポイント②可動棚をつくる

基本的に動かせない造作収納ですが、可動棚であれば棚板の幅、高さ、枚数など部分的に変えることができます。服の量や箱の大きさによって棚の位置を変えることができれば、ゆとりのある収納ができ、収納スペースがおしゃれなディスプレイに。高さのある物を置くことになっても、可動棚ならすっきり収納できますよ。

事例で見る！注文住宅のおしゃれな造作収納

「造作収納をつくりたいけれど、イメージが湧かない」という方に向けて、HAUS365がつくる造作収納をご紹介します。部屋別に魅力ポイントをお伝えするので見ていきましょう。

事例1：キッチンコーナー

キッチンカウンターを造作した事例です。キッチン扉と取手の質感や色味にあわせて、キッチンカウンターはアイアンウッドシェルフを造作しました。壁の棚も同じ素材を使い、少しズラして配置したことでおしゃれな印象に。「収納する物は少ないけれどおしゃれな棚をつくりたい」という場合は、棚板の数が少ないオープンな棚がおすすめです。

事例2：リビングコーナー

リビングに床から天井まである木のラックを造作した事例。印象的な木のラックは、本を立て掛けたり観葉植物をぶら下げたりと、見せる収納を楽しめるデザインにしました。フォトスポットにもなるおしゃれなラックは、実は間仕切りとしても機能しているのです。玄関からリビングが見えないようになっているので、プライバシーを守ります。

事例3：洗面所コーナー

〈施工事例：鴨島モデルハウス　Concept “ aru kurashi ”〉

洗面台サイドに造作のニッチを設けた事例。壁から出っ張らないニッチ収納は、圧迫感がないのが魅力です。メインの収納スペースとして使ったり、ディフューザーや化粧水などを置いてディスプレイを楽しんだりしてもいいですね。ニッチをおしゃれに演出するポイントはアクセントになるような素材を取り入れること。この場合はアイアン素材です。