子どもが部屋にこもりすぎない間取り3つのポイント

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2022/06/17

子どもが部屋にこもりすぎない間取り3つのポイント

子どもが部屋にこもりすぎない間取り3つのポイント

家を建てるときに意外と悩むのが「子供部屋はどうつくるのか?」という点です。集中して勉強や趣味にとりくめる場所はつくってあげたいけれど、個室にこもってばかりになるのも気になりますよね。

そこで今回は、子どもが部屋にこもりすぎず、家族とのコミュニケーションが増えるような間取りを3つのポイントに分けてご紹介します。それぞれの家庭に合った子供部屋スタイルを探してきましょう。

【ポイント1】子供部屋を広くしすぎない

子供部屋を広くしすぎないことはポイントのひとつです。具体的にどのくらいの広さがよいのか、レイアウトはどうするのか順番にみていきましょう。

子供部屋のちょうどいい広さは?

子供部屋として多いのは4~6畳です。4畳だとベッドと勉強机の両方を置くのは難しい広さではありますが、子供部屋は寝るだけにしてスタディスペースをつくるという方法もあります。6畳あればベッドと勉強机が置けますし、お友達を呼んで自室で遊ぶこともできるでしょう。

しかし、子供部屋は広ければよいというわけではありません。広い子供部屋、狭い子供部屋それぞれにメリット・デメリットがあります。広い子供部屋にすると、子どもが部屋にこもりがちになることも。

狭い子供部屋の場合圧迫感はあるものの、自室にこもりにくくなるメリットがあります。家族との時間を確保するには、子供部屋を広くしすぎないのも方法のひとつといえるでしょう。

狭くても使い勝手のいいレイアウトに

子供部屋に必要な「ベッド・勉強机・収納」の3要素をうまくレイアウトすれば、狭くても使い勝手のよい部屋をつくれますよ。

たとえば、ロフトベッドを設置して下部分を収納スペースにすれば狭い空間を有効に使えます。勉強机は小さめの机を置くか、リビングにスタディスペースをつくるのもよいでしょう。

【ポイント2】家族が自然と集まるリビングをつくる

自然と家族が集まるような魅力的なリビングをつくると、家族同士のコミュニケーションが増えます。結果として子どもが部屋にこもりにくくなることにつながるでしょう。家族が自然と集まるリビングをつくるための具体例をご紹介します。

居心地のいいスペースをつくる

居心地のいいスペースをつくるためには、「集まってくつろぐための工夫」と「会話するための工夫」の2つが必要です。「集まってくつろぐ工夫」としては、ほどよい距離感を保てるスペースがあることが大切でしょう。

また、「会話をするための工夫」としては、リビングの壁に家族の写真や絵を飾るのはいかがでしょうか。思い出を共有し会話につなげるのです。

日当たりや照明計画も重要

居心地のいい日当たりや照明も重要となります。明るすぎるシーリングライトは目が疲れる原因になることも。ダウンライト等でベースの明るさを確保しつつ、必要な場所に複数の灯りを足していきましょう。

たとえば本を読むソファまわりには床置きのフロアランプを、食事をとるダイニングテーブルの上には吊るすタイプのペンダントライトを。青白い照明ではなく暖色の照明にすると、部屋にあたたかさや落ち着き感をプラスできます。

【ポイント3】リビングと子供部屋の距離を近づける

リビングと子供部屋の距離を近づけるのもよい方法です。いくつかの方法を紹介します。

方法①リビング階段にする

リビング階段はおしゃれなだけではありません。家族のコミュニケーションを生むツールのひとつなのです。リビング階段にすることで、玄関からリビングを通って子供部屋に行くことになるので、子どもと親が自然と顔をあわせることができコミュニケーションを増やせます。

方法②リビングの一角に子供部屋をつくる

子供部屋は2階につくることが多いですよね。しかし敷地面積に余裕があるようであれば、リビングと同じフロアにつくると、個室にいるお子さんの気配を感じやすいでしょう。家事をしながら子どもの様子を見守ったり声をかけたりもしやすいです。壁で完全な個室にせず、飾り棚やブックシェルフなどの間仕切り家具を使ってゆるやかに仕切るのもよいでしょう。

方法③リビングにスタディスペースをつくる

勉強部屋や子供部屋としてではなく、リビングにスタディスペースをつくるという手もあります。「東大生の多くはリビング学習していた」という話を聴いたことはないでしょうか。ある程度家族の気配や雑音がある場所で勉強すると、集中力がアップするそうです。

また、勉強に取り掛かりやすい、家族にすぐ聴けるなど勉強を習慣化しやすくなるメリットもあります。デメリットとしては子どものプライバシーが確保されづらくなる点でしょう。この点については家族で話し合う必要がありそうです。

まとめ

子どもが部屋にこもらないための間取りについてお伝えしました。子どものプライバシーを尊重しつつ、家族みんなで楽しく快適に過ごせる住まいづくりをしたいですね。家づくりは家族の在り方について考えるいいきっかけになるのではないでしょうか。

HAUS365では、家族のみなさんが快適に暮らせる住まいづくりのお手伝いをしております。お気軽にご相談ください。

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