【よくある質問】天窓を設置する際の注意点はありますか?
明るくておしゃれな家づくりをしたくて「天窓(トップライト)」を設けようか検討される方もいらっしゃるでしょう。今回は快適に過ごすために、天窓を設置する際の注意点をお伝えします。
天窓設置の注意点
狭小住宅や隣家との距離間が問題で、採光を十分に確保できない場合に設置される天窓。天窓から光を取り込めれば日中は照明をつけなくても過ごせるので、電気代の節約にもつながります。
天窓を設ける際は、快適な室内空間をつくるために以下の注意点を把握して対策をしましょう。
・雨漏りのリスクが生じる
・定期的なメンテナンスを行う
・取り付ける位置を考慮する
それぞれ詳しく解説しますね。
雨漏りのリスクが生じる
屋根に穴をあけて設置するため、雨漏りの可能性は少なからずあります。雨漏りの原因は主に施工不良かゴムパッキンの劣化のどちらか。修理で解決することがほとんどですが、施工不良による不具合は起きてほしくないですよね。
リスクを回避するためには、天窓設置の実績がある業者に依頼するのが最善でしょう。信頼できる業者に施工やメンテナンスをお願いすると、安心して使えるようになりますよ。
定期的なメンテナンスを行う
天窓を設置する場合は、こまめなメンテナンスを心がけてください。壁面に設置する窓よりも直接雨風を受けるため、ゴムパッキンの劣化は早いです。掃除はもちろんのこと、定期的に業者の点検を受けるのが得策。
掃除に関しては、手が届きにくい場所なので、こまめにお手入れをするのは難しいかと思われます。少しでも掃除の頻度を減らしたい方は、汚れが付きにくいガラスを採用するのがおすすめです。
取り付ける位置を考慮する
天窓を設置する方角によっては、夏場に室内が非常に暑くなる心配がでてきます。そのため、日差しが強い南側や西側に設置するのは避けたほうがよいでしょう。十分な採光は見込めますが、熱がこもりやすくなります。
おすすめの位置は北側や東側。壁面の窓だと光を取り込むのは難しいですが、天窓であればちょうどいい明るさや換気能力が期待できます。もし、天窓からの日差しを直接受けたくない場合は、カーテンやブラインドを同時に取り付けるのも工夫のひとつですよ。
まとめ
天窓は施工不良や劣化によって雨漏りが発生しやすい箇所です。しかし、採光面を考えると取り入れたいと思う方はいらっしゃるでしょう。そこで大切になってくるのが業者選びやメンテナンス頻度。天窓の施工実績がある業者であれば、最適な設置場所を見いだし、丁寧な施工をしてくれます。メンテナンスまで対応してくれる業者もいるため、一度相談してみてください。